詩投稿掲示板@Foryou


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きりん 西朗 - 2017/03/01(Wed) 03:43 No.97116   返 信

また、きりんだった。
というのもこれは彼の変身
にまつわる話なのだが。

あの首がやたら長くひょうきんな姿で
ユーモラスだともいえる生き物、 ”きりん”。

聴衆はもしや期待していたかもしれない
「今日こそは、彼は違う何かに変身するのだろうか?」


というのも彼はいつも、
”変身”するときに決まって何故か座禅を組んだのだが、
きりんに変容する寸前に大きな水晶のような発光
していく石になったのだ。

この変色する石の、一秒単位に変わり点滅する
色の六変化は
順番パターンや、その色の種類だって
いつもその日によっててんでまちまちでまったく
一貫性というものが無かったのだ。

今日だって例外に洩れず、
場所はなんだか知らない何処かの誰かの、
妖しげなビルの屋上ヘリポートへと
好奇に溢れた人々を彼はごく自然に誘導してきた。

そしていつものようにしなやかに座禅の体勢に
座り込んで、内側に潜り込むように小さな声で
マントラのようなものを唱えだしたのだ。

「いったい彼は何を考えているんだろう?」
「なんでキリンなんだ」
「あんた、どこの星からやって来た」
「ねえ、名前を教えてよ。」
「それにしてもなんで、ヘリポートだ?」

聴衆は俄かにどよめいたり、ちょっと興奮して
歓声や溜息を交えながら口々に彼に呼びかけていた。
中にはパシャパシャと派手なフラッシュと共に
彼の姿を何度もデジカメで撮影している人も居た。

・・・    六回目の光の後に、
彼はやっぱりまたキリンに成った! 

オオ!! と大げさな驚きの声が
やはりいつものようにまた、このヘリポートの中にも響いた。

正真正銘、のほほんとした、見た目は平均だろうとしか
感じることの出来ないような平凡なきりんだった。
その生き物はしかし当然ながら、
変身前の男の姿に比してだいぶ大きかった。

聴衆に向けて彼は前脚の、右脚を半分ほどちょっと揚げ、
ポーズしてから俄かに鼻をひくつかせながら
それから愛想よく微笑んだ。

勢いのある筆先でこすりつけたような幾つもの
線状の雲ぐもが、動きの僅かしかない大気の空へ
まるで死んだようにピタっと劇的に張り付いていた。


ゆっくり、星を目指してふんわり
彼は満足げにそのまま、やはりこの日も空へ飛び立ち始めた。


















以下 このスレッドへのレスです。

Re: きりん ga-luck - 2017/03/01(Wed) 06:35 No.97121   <HOME>

Re: きりん 西朗 - 2017/03/01(Wed) 06:50 No.97122  

Re: きりん 小粒の連なり - 2017/03/12(Sun) 19:00 No.97571  

Re: きりん 西朗 - 2017/03/12(Sun) 21:56 No.97582  

Re: きりん あかいみあか - 2017/03/14(Tue) 10:40 No.97629  

Re: きりん 西朗 - 2017/03/15(Wed) 01:51 No.97659  

Re: きりん 木立 悟 - 2017/03/17(Fri) 23:19 No.97760   <HOME>

Re: きりん 西朗 - 2017/03/18(Sat) 00:12 No.97762  


必要の無い花束 蒼斗 - 2017/03/17(Fri) 18:23 No.97754   返 信

季節が3度目の春になるよ

会いたい時にしか会わないと決めた


姿なく どうしてキミを抱きしめられる?
キミは本当は もう「そこ」にはいないんだろう?

微かな煙で どうしてキミが思い出せる?
部屋の隅にあるフレー厶の中のキミの笑顔は止まったままで


本当はもう「そこ」には いないんだろう···


目を瞑る度キミの笑った顔だけが心臓を動かすようだ

会いたいと言うより寂しい音だけがポツリと響く


キミ以外の変わりのキミは
キミ以外には現れないな···



残された者の心はキミに とどかなくてもいい···



ただキミがいない今 キミは何処へ行き何をしているのかを

ボクは知りたい···







以下 このスレッドへのレスです。

Re: 必要の無い花束 冬季 - 2017/03/17(Fri) 22:37 No.97759  

Re: 必要の無い花束 蒼斗 - 2017/03/23(Thu) 15:01 No.97945  


無題  - 2017/03/15(Wed) 16:54 No.97697   返 信
 『』

私はクズです

あれも出来ないこれも出来ない

無い無い無い無い
無いものねだりが止みません

あるものだけでは不安です
他人に常時憧れます

花ばかり見てそれ以外は見ません

こんな私も生きてます

以下 このスレッドへのレスです。

Re: 無題 らな - 2017/03/17(Fri) 21:50 No.97758  


つづらの中身 あかいみあか - 2017/03/15(Wed) 11:41 No.97689   返 信
スズメから大きなつづらをもらった おじいさん
中にはびっしりヘンテコお化けが詰まっていた
おじいさんは 大喜び
「スズメは変わったお友達を紹介してくれたなぁ」
スズメ同様 お化けたちも可愛がっていたら
お化けたち おじいさんが大好きになって
おじいさんのために 働きだした

ろくろ首は 屋根裏掃除
だいだらぼっちは 大工仕事
狐火 火の玉 夜回り たき火

それぞれの特殊能力を活かして
村で仕事をし始めたので
おじいさんは大金持ちになった

一方 小さなつづらを持ち帰ったおばあさん
中身はもちろん 金銀財宝
おばあさんは 大喜び
「これからは仕事なんてしなくて済むわ。
 誰にも盗られないようにしなくては」
おばあさん 宝物を守るために
家に籠りがちになった
疑い深くなって 人を遠ざけるようになり
仕事をしない体は みるみる衰えた

やがて
やつれて病気になり
その姿は
お化けに憑りつかれているようだった

とさ

以下 このスレッドへのレスです。

Re: つづらの中身 あかいみあか - 2017/03/15(Wed) 11:43 No.97690  

Re: つづらの中身 DL-L - 2017/03/15(Wed) 15:25 No.97694  

Re: つづらの中身 らな - 2017/03/15(Wed) 18:57 No.97702  

Re: つづらの中身 西朗 - 2017/03/16(Thu) 00:37 No.97711  

DL-Lさんへ><☆ あかいみあか - 2017/03/16(Thu) 09:22 No.97716  

らなさんへ☆ あかいみあか - 2017/03/16(Thu) 09:33 No.97717  

西朗さんへ><☆ あかいみあか - 2017/03/16(Thu) 09:49 No.97718  

Re: つづらの中身 らな - 2017/03/16(Thu) 10:34 No.97719  

Re: つづらの中身 とむ - 2017/03/16(Thu) 14:19 No.97723  

Re: つづらの中身 とむ - 2017/03/16(Thu) 17:17 No.97726  

Re: つづらの中身 かものはし - 2017/03/16(Thu) 17:43 No.97730  

Re: つづらの中身 小粒の連なり - 2017/03/17(Fri) 00:04 No.97736  

Re: つづらの中身 亀吉 - 2017/03/17(Fri) 06:04 No.97739  

らなさんへ><💛 あかいみあか - 2017/03/17(Fri) 07:59 No.97741  

とむさんへ^^ あかいみあか - 2017/03/17(Fri) 08:07 No.97742  

かものはしさんへ☆ あかいみあか - 2017/03/17(Fri) 08:10 No.97743  

小粒の連なりさんへ(・・) あかいみあか - 2017/03/17(Fri) 08:20 No.97744  

亀吉さんへ><☆ あかいみあか - 2017/03/17(Fri) 08:25 No.97745  


12歳、被虐 市川健春 - 2017/03/17(Fri) 02:44 No.97737   返 信
夜毎に貴方、愛を下さる
 ねえ、どうして貴方は違うの?
きっと煌めく世界へ行きたい


素晴らしく貴方は愛でる
行けども行けども世は情け
喪中に愛を

背中に青
腕に蝶
脚に虎

行けども行けども貴方は違う
「愛してください」

なめらかな丘
豊かな肩
優しげな相貌

「行きたい?」


花向けに垂れた柔皮
それは違う貴方
「裸で抱き締めて」

喪中に愛を
誰にもでも媚びるの
いいえ、それは貴方のせい
違う、違う

スカートふわり


水と眠り 木立 悟 - 2017/03/14(Tue) 15:14 No.97633   <HOME> 返 信






閉じかけて
影はすぎ
片目だけの
花が咲くほどの
遅いまばたき


まぶたの裏に葉音があり
色のかたちをくちずさんでいる
散る花 咲く花の響きがあり
手のひらを隠し
手のひらを呑む


鳥が
古い木をふりかえる
火があり
音を染めている
遠く 揺れている


午後は指のようにひらき
そのうちのひとつが陽に触れる
花はまぶたに重く
根は葉とともに背をめぐり
鳥は片目のそばにいる


沈む音があり
地と空は近く
流れの底を曳かれる光
波打ち際の手のひらの跡
消えても消えても現われる


あふれるものは川へ
こぼれるものは器へゆく
鳴るものは眠りのまわりに鳴り
ふたたびひらこうとする遅さの上に
羽と夜は落ちてくる



























以下 このスレッドへのレスです。

Re: 水と眠り ネン - 2017/03/16(Thu) 23:13 No.97733  


ニライカナイの海のように 西朗 - 2017/03/15(Wed) 01:35 No.97658   返 信

半分だけ見えるけれど
思い切りはちきれて
その時には
ぼくのやっかいと囚われを
総て外してくれる

祖霊の儀式をちゃかして
笑う彼女たちの知らない明日に

素足のままの空と
メジロのまくろい目
裸のままの荒野と
ハイビスカスのような花
 
知らない陰の中には
彼女たちの
肉体のような雲があった

青い青い海には
祈祷師は置かない
ただギロリと柿色の
光を濃く黄金の
砂地に炸裂させながら

〃ほんとうの子供達〃
これを歌い続けるニライカナイ

歌声は大きく恐いほどに柔らかで
ぼくをいつも二倍にしてくれるみたいだ

白い白い海には
女神さえ歌いだした
神話に
あるがままに
姿のまま誇らしく


中空から
宇宙の網のように
新しい風が編み出されていくとき

夏は
春に溶けて
春が夏を
追いかけてくる















以下 このスレッドへのレスです。

Re: ニライカナイの海のように 西朗 - 2017/03/15(Wed) 01:56 No.97660  

西朗さんお早う御座います。 野良人 - 2017/03/15(Wed) 05:54 No.97664  

西朗さん おはようございます 芳賀凛 - 2017/03/15(Wed) 06:58 No.97668   <HOME>

Re: ニライカナイの海のように あかいみあか - 2017/03/15(Wed) 09:13 No.97670  

追伸 あかいみあか - 2017/03/15(Wed) 09:15 No.97671  

Re: ニライカナイの海のように 西朗 - 2017/03/15(Wed) 09:51 No.97677  

Re: ニライカナイの海のように TAKE - 2017/03/15(Wed) 09:59 No.97679  

芳賀さん、お早うございます。 西朗 - 2017/03/15(Wed) 10:02 No.97681  

あかいみあかさん。感想ありがとうございます。 西朗 - 2017/03/15(Wed) 10:24 No.97682  

あかいさんへ。↑語句間違えてすいません。 西朗 - 2017/03/15(Wed) 10:31 No.97685  

TAKE さん、ありがとうございます。 西朗 - 2017/03/15(Wed) 10:44 No.97686  

Re: ニライカナイの海のように らな - 2017/03/16(Thu) 08:27 No.97714  

Re: ニライカナイの海のように かものはし - 2017/03/16(Thu) 17:09 No.97724  

Re: ニライカナイの海のように 西朗 - 2017/03/16(Thu) 21:22 No.97731  

かものはしさん。ありがとうございます。 西朗 - 2017/03/16(Thu) 21:24 No.97732  


変化 またたき 木立 悟 - 2017/03/01(Wed) 22:18 No.97142   <HOME> 返 信





氷の上の雨
滴の上の紋
霧散 飛散
穿つむらさき


誰も乗っていない列車が
真昼の原を分けてゆく
集まる音
緑と無言


地の午後は昇り
空の午後は去る
径と行方 立ち止まる鳥
曲がり角を曲がり 消えてゆく影


時を知らぬものは
時を恨まない
雪に擬態するものたちが
雪を妬みながら融けてゆく


泡の声は速く 速く
泡なのかどうかさえわからずに弾け
音は光を上書きし
夜の部屋に積もりつづける


爪の内の黄
見つめる実
手負いの鹿の背
段丘は煙り 見えなくなる


無数の冬の景色から
鳥一羽分のかたちを切り取り
幼い虹は横たわる
のばした腕が乱すものを見つめながら


























以下 このスレッドへのレスです。

Re: 変化 またたき 凡人 - 2017/03/02(Thu) 00:07 No.97146   <HOME>

Re: 変化 またたき ga-luck - 2017/03/02(Thu) 12:36 No.97155   <HOME>

Re: 変化 またたき 差羽ナガレ - 2017/03/03(Fri) 18:04 No.97175  

Re: 変化 またたき ネン - 2017/03/03(Fri) 22:45 No.97197  

Re: 変化 またたき 木立 悟 - 2017/03/12(Sun) 13:58 No.97562   <HOME>

Re: 変化 またたき レバ - 2017/03/16(Thu) 12:28 No.97721  


3月の寒い日 冬季 - 2017/03/15(Wed) 12:49 No.97691   返 信


車で通り過ぎた、
永遠の愛ってやつを誓った場所を。

初めて私が口にした愛の言葉に
涙した彼を愛おしく思った。

愛してるはず、だった。
大切に思ってるはず、だった。
ずっと幸せだと信じてやまなかった。

朝晩のキスも寝る前のハグも
いつの間にか義務化して、
最後にはする事もなくなって。

彼が分からなくなって……
なんて言い訳で、
分かる努力をしなくなった。

他の事に目を向けたら、
それに夢中になった。
新しい場所が好きになった。

私が、変わってしまったんだろうか。

過ぎた時間のせいじゃないのに
長く居すぎたんだなんて、
私は今日も言い訳を探してる。



以下 このスレッドへのレスです。

Re: 3月の寒い日 ヤエ - 2017/03/15(Wed) 18:30 No.97701  

ヤエ様 冬季 - 2017/03/16(Thu) 11:24 No.97720  


近所のプチ森 野良人 - 2017/03/14(Tue) 13:05 No.97630   返 信
湧口は
町が村に成る前から
田圃を潤す命の糧だった

人々は
命の泉と崇めた水源地
皆の物であり誰の物でもなかった

切らない掘らない
保護はすれども無開発
懐かしい草木が生えた場所

此処には亡くしたと思う時代が有る
心のオアシス
つい足が向く


以下 このスレッドへのレスです。

Re: 近所のプチ森 らな - 2017/03/14(Tue) 15:13 No.97631  

Re: 近所のプチ森 西朗 - 2017/03/15(Wed) 01:09 No.97657  

らなさんお早う御座います。 野良人 - 2017/03/15(Wed) 05:00 No.97662  

西朗さんお早う御座います。 野良人 - 2017/03/15(Wed) 05:14 No.97663  

野良人さん おはようございます 芳賀凛 - 2017/03/15(Wed) 06:48 No.97667   <HOME>

芳賀凜さんお早う御座います。 野良人 - 2017/03/16(Thu) 07:06 No.97713  

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- Edited by Aya-Maidz. with "Life is a Flower". -