詩投稿掲示板@Foryou


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ゆくえ たなびき 木立 悟 - 2017/09/16(Sat) 07:23 No.102296   <HOME> 返 信





忘れられた日蝕の昼
川のなかにだけ映る布
川のなかだけを歩く影が
立ちどまり ふと振り返る


点いては消える午後の辺から
何かを引きずる音が降り
やさしいかたちの羽虫の群れ
曇を高みへ持ち上げてゆく


遠雷と遠雷が交わす言葉
囚われるものが見る金の霧
歌う氷山
歌わない氷山のはざまに満ちる


最も高い波の端に
指と花のかたまりがあり
くりかえし 泡の横顔に
降りそそぐ


蜘蛛の壁をよじのぼる陽
影の作る輪が朝になり
双つの星を巡りながら
巨大な肋骨の化石をくぐる


花に花は無く
葉に筆は無い
それがこの章の結末なのだと
目のなかの羽に記されている


破られ 踏みつけられた水布が
未来の国旗へと変わるとき
天と地の顎は閉じられ
無数の神々の首がころがる


求めても求めても得られぬ真の名
振り返るものたちの震動が
花を植えるもの 摘むものの背を
金の霧笛に変えてゆく

























以下 このスレッドへのレスです。

Re: ゆくえ たなびき なかほど - 2017/09/21(Thu) 07:48 No.102414  


まぶや まぶや なかほど - 2017/09/21(Thu) 07:41 No.102412   返 信
  

ちゅらさ ちらす ちらさ
  (美しさ 散らす つらさ)

笑って 
と三度繰り返した後
泣き出したのは
どっちだったっけ

まぶや まぶや



ちらさん ちゅらー ちらさに
   (つらさも 美しく 散らそうか)

さっきから笑ってるよ
とつぶやいた後
黙ってたのは
どっちだったっけ

まぶや まぶや



ちらさ ちらすん ちゅらー
   (つらさ 散らすも 美しい)

光に向かい
その手を伸ばすも
明日の自分へ
一歩踏み出すも
すべては心の決めること

まぶや まぶや


もう無理して笑わなくてもいいから

まぶや まぶや



ちらすぬ ちらさん ちゅらー
   (散らす つらさも 美しい)

俯いた顔を持ち上げて空を見上げたのは
どっちだっけ
それから笑いはじめたのは
背を伸ばしたのは
歩きだしたのは
そして
優しく振り返かえるのは
どっちだったっけ

まぶや まぶや


まぶや まぶや

ちゅらさ ちらす ちらさ 

ちらさん ちゅらー ちらさに 

ちらさ ちらすん ちゅらー 

まぶや まぶや

ちらすぬ ちらさん ちゅらー 

やさ

まぶや まぶや








******************
「まぶや まぶや」:まぶい(魂・肝)を抜かれませんように(おまじない)。

以下 このスレッドへのレスです。

森田さんへ Re: まぶや まぶや なかほど - 2017/09/21(Thu) 07:46 No.102413  


水路の鯉 柳沢 - 2017/09/07(Thu) 18:46 No.102151   返 信
墨のように黒い流れに
一筋の黄金が走った

水面を叩く音がして
奴が身を翻した

水中に砂埃が舞って
奴は進む

藻を破り ゴミを押しのけ 
ついでに小者も押しのけて
厚いひれで辺りを蹴散らし 
奴は進む

傍若無人なその振舞い
賛否両論あったろう
しかし奴は王だった 用水路の王だった
暴君と言えど王だった 
たった2年の間だけ 流れを治める王だった

以下 このスレッドへのレスです。

Re: 水路の鯉 なかほど - 2017/09/21(Thu) 07:40 No.102411  


憂鬱なbomber(ボマー)  - 2017/09/05(Tue) 04:53 No.102129   返 信
憂鬱なボマーは爆弾を作らない
憂鬱なボマーは空き箱を眺めている

憂鬱なボマーは極端な人嫌い
憂鬱なボマーは空き箱で遊んでいる

クソつまらない人生に
クソつまらない人間が付いて回る
クソくだらない瞬間に
クソ面白い爆弾を仕掛けるのさ

憂鬱なボマーは手段を考える
憂鬱な心へどうやって火を付けるかを
 
憂鬱なボマーは通販を頼んだ
憂鬱な事だと思ったが窓に青空が覗いた

憂鬱なボマーは爆弾を作り始めた
憂鬱なボマーはその時が来るのを今か今かと

待ってる 待ってる 待ってる

以下 このスレッドへのレスです。

Re: 憂鬱なbomber(ボマー) とっきー - 2017/09/10(Sun) 02:14 No.102174  

Re: 憂鬱なbomber(ボマー) DL-L - 2017/09/13(Wed) 13:13 No.102239  

Re: 憂鬱なbomber(ボマー) こし夜 - 2017/09/20(Wed) 18:52 No.102402  

Re: 憂鬱なbomber(ボマー) 万人にとっての余所 - 2017/09/21(Thu) 00:51 No.102409  


風穴 ネン - 2017/09/20(Wed) 18:40 No.102401   返 信



篠突く雨の中
懐かない猫のように
支えを持たない
一人ぼっちの暗がり

水を透かして
冷たい風が吹き荒れる
厳かに告げられる
別離と出会いのよじれ

悪魔と天使が手を取り
己が片割れに気付く
音ではない歌が響き
祈る内に夜は更ける

めいめいに思い耽り
沈黙の深みに落ちながら
やがて来る朝の為に
もう誰も何も嘆かない




めんまをあげる とっきー - 2017/08/21(Mon) 02:02 No.101961   返 信
またか、とみぞおちをおさえた
憎悪ではない
悲しみでもない
そして希望など微塵もない
ただひたすらな真暗闇

ぼくの本心が悶え叫ぶとき
彼女は言うだろう
何を言いたいかわからないって
何に苦しんでるのかわからないって

そして言うだろう
僕の抜け殻が笑うとき
その気持ちよくわかるよって
私はあなたを愛しているわって

わかっていた
僕は人形だって
服を着せられた犬だって

今日僕は麺を啜りながら
この女は運命の人などと呼びたくないって
心の底で妙に納得してしまって
けたけたとわらって髪をなでてあげたら
彼女は不安げに
僕にめんまをくれたのだった

以下 このスレッドへのレスです。

Re: めんまをあげる うのはな - 2017/08/23(Wed) 07:38 No.101986  

Re: めんまをあげる はねひつじ - 2017/09/10(Sun) 14:44 No.102181  

Re: めんまをあげる ネン - 2017/09/20(Wed) 18:18 No.102398  


クロスグリ ネン - 2017/08/20(Sun) 23:33 No.101959   返 信
主語の欠如
文脈の皆無
致命的な語彙の不足が
全体の意味不明さに
拍車をかける

誰も聞いていない
終末に向けて
繰り返される
何処かで聞いた
祈りと励まし

言いたくないが
抒情なら微塵もない
これは作文なのか
詩の形を取ろうとした
障害ではないか

悪化する押韻
人並みでいいのに
本当のことにさえ触れられない
それでもいいと
君は頷く

以下 このスレッドへのレスです。

Re: クロスグリ 木立 悟 - 2017/09/20(Wed) 12:35 No.102393   <HOME>

Re: クロスグリ ネン - 2017/09/20(Wed) 17:15 No.102396  


悔過 ネン - 2017/09/17(Sun) 00:06 No.102313   返 信



何も出来ないから
しなかったのなら
間違っていない
余計なことはいらない

当たり前のことを
頭ごなしに言われる
分かっているから
頭を下げてしまう

秋晴れの風になって
通りを吹いていたい
少しはためく服の裾
少女の髪のほつれた所

何処にも行けないと
気が付いてしまった
もう戻れないことに
思い至ってしまった




以下 このスレッドへのレスです。

Re: 悔過 はねひつじ - 2017/09/17(Sun) 11:00 No.102323  

Re: 悔過 はねひつじ - 2017/09/17(Sun) 11:02 No.102324  

Re: 悔過 ネン - 2017/09/20(Wed) 17:03 No.102395  


 night owl - 2017/09/17(Sun) 19:37 No.102337   返 信


翳り深いその表情から
麗しい瞬間が紡ぎだされて
闇はもう包もうとせずに
優しさが緑の季節と溶け合う

水はその髪飾り通り抜け
愛しく体抱き寄せたいと

暗い涙はもうなくなり
土の豊かさが睡蓮に色与え

季節は周り 君も脱皮し
奇跡は訪れ 君も輝いてゆく

今は南の風が吹いてくる

彩り深いその瞳から
眩い糸のようなが光が
闇はもう侵そうとせず
心静かに穏やかな草いきれ

スカート揺らす風の妖精
愛しく腕の中包みたいと

暗い瞳はもうなくなり
ただ慈愛の砂の中 青い地球に

季節は巡って 君も変わり
軌跡を辿り 君も癒されていく

今は南からの風が北の大地に触れる







以下 このスレッドへのレスです。

Re: 妹 はねひつじ - 2017/09/18(Mon) 16:06 No.102366  

nightさん おはようございます 芳賀凛 - 2017/09/20(Wed) 04:58 No.102390   <HOME>


落ち着かぬ真実 万人にとっての余所者 - 2017/09/19(Tue) 00:33 No.102378   返 信

僕は或る女性に細工を仕掛けた。
彼女が嘘をつくたび、クレーのセネキオがフラッシュバックするように、
脳に細工を施したのだ。

その手口は驚く程単純で、
二週間に一回、セネキオが飾ってある場所へ僕がデートに誘っていたのだ。

僕は彼女に、わざと嘘をつかざるを得ないような質問を何度もして、
セネキオが視界に入る所から、彼女の嘘を聞いた。
セネキオが聞いてるんだぞ、というのが
僕の強みだった。

やがて、彼女に変化が訪れた、
嘘を言う事が苦痛になるようなそぶりを
見せはじめたのだ。

仕掛けは大成功だった。
こんな小洒落たいたずらをしている
自分自身に、
いささか酔いも感じていた。

それから程なくして、
彼女とは些細な言い争いが原因で
別れてしまった。
やっと本音が言い合える仲になったと
思った矢先である。

以来、僕は周囲の友人達から、
セネキオと呼ばれるようになった。
僕がカップルの会話を何気なしに
眺めたり、
小劇団の舞台を観に行ったりすると、
時々、視線の先の女性が顔をしかめる事がある。

僕は不本意ながらセネキオになってしまった。
友人からの呑みの誘いも減って、
いつもどこかの窓辺から、
ひとり、顔を出す日々である。

以下 このスレッドへのレスです。

Re: 落ち着かぬ真実 はねひつじ - 2017/09/19(Tue) 23:04 No.102384  

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