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記憶の奥、はじまりの春  / 初心者 (kd106160132154.ppp-bb.dion.ne.jp) : 2017/02/10(Fri) 21:52 No.96439  
返 信

埋めた記憶のない球根が
庭を春にしてくれる

手を貸すことはなにもない
コーヒーカップの中身を揺らして
つたない想像を働かせてみた

なぜ春は待ち遠しいのか



記憶にない
永い生活の記憶の奥

記憶にない
永い生物の記憶の奥

彼女が魂の希求を胸に
地上へ這い上がったときの

新しい彩を見た想い

きっとそこからはじまっている
わたしたちの春は



太古の意識の水面に

彼女が口先で触れた波紋がひろがる







  

Re: 記憶の奥、はじまりの春 西朗 (zaqb4dc5a6a.zaq.ne.jp) - 2017/02/15(Wed) 15:46 No.96585  


読ませていただきました。
こんな感想で申し訳がないのですが、この詩を
あまりまだ私は理解できないでいるのですが
初心者さんがここで云われる(春)の、情景、感覚はなにか
透明でいて、とても穏やかなのじゃないかな
と勝手に想像していました。

 「 彼女が魂の希求を胸に
地上へ這い上がったときの

新しい彩を見た想い   」 ここの表現が、ぼくは特に好きで

気になったのですが、なにか哲学的で神秘的な
春ですね。深層心理的な。
解り易い春の感覚ではない、
なのに半分わかりそうな気がする。どこまでも新しい
、これまでに観たことのなかった春。

そんな不思議な魅力をもっている、春の詩。感覚でしたね。
 ありがとうございました。

  

Re:西朗さん、ありがとうございます。 初心者 (kd106160132154.ppp-bb.dion.ne.jp) - 2017/02/17(Fri) 20:44 No.96649  

誰からも感想が全然来ないので、
ちょっとしょんぼりしてたんです(笑)
だから、読んでいただいたのはとても嬉しいです。
励みになります。

そうですね、春のイメージ……。
まあ、桜が咲いたり梅が咲いたりして、めでたい、花見じゃ、
というノリでは全然ないのは確かです。

西朗さんが仰っている通り、
深層心理的な春のイメージは確かに私も想像しました。
もっというと、古い遺伝子の記憶というか……
動物が進化の過程で水中から地上に上がった時に、
水中とはまた違った、新しい色に溢れた世界を見た記憶。

これが、もっと根本的な意味での「春」になるのではないか、
それが我々の深層にまだ息づいており、
春の萌えいづる風景への憧憬、
その源泉ではないかというイメージから、
詩が出てきたように思います。

地上に初めて顔を出した脊椎動物は、イクチオステガだったような。
魚と爬虫類の間みたいな奴です。なんか詩情がないので(笑)
「彼女」にして、擬人化(?)を施し、個人的に好ましくしております。
  

Re: 記憶の奥、はじまりの春 ラッシュ (p221.net219124130.tokai.or.jp) - 2017/02/17(Fri) 21:10 No.96650  

夢を抱いて、最初に訪れた季節が春。神話的な印象を受けました。そして、その神秘さが、人間が各季節に想いを寄せる起源になっている。そんな風に思いました。
ありがとうございました。
  

Re:ラッシュさん、こんばんは。 初心者 (kd106160132154.ppp-bb.dion.ne.jp) - 2017/02/17(Fri) 21:29 No.96654  

>その神秘さが、人間が各季節に想いを寄せる起源になっている。

このコメントを頂いてハッとしました。
ひとりひとり、自分が特に好きな季節って、あったりすると思うんですけど、
もしかしたらこれも、深層的な記憶に根差しているかもしれませんね。
遺伝子の奥底に、記憶されているのかもしれません。

それを、ラッシュさんのように「夢」と表現するのも、素敵ですね。

ありがとうございます。
  

Re: 記憶の奥、はじまりの春 マーブル (kd106181089092.au-net.ne.jp) - 2017/02/18(Sat) 17:23 No.96684  

庭の光景から、どこか遠い記憶・・・生命記憶へと思いを馳せる。
知識としての「思い」は、もちろん「学んだ」ものなのだけれど、不思議に体に馴染む、昔から「しっていたこと」のような気がするものなのだな、と思います。
  

Re: マーブルさん、ありがとうございます。 初心者 (kd106160132154.ppp-bb.dion.ne.jp) - 2017/02/18(Sat) 21:16 No.96693  

既知感でしょうか……現在の自分の知識(記憶)より、はるか以前の感覚を「しっていること」。
ひとりの人間って、そういったものの集合体ではないかと思ったりします。

春に対する憧憬は、「懐かしい」の感覚に近いものがあるかもなと思いました。
それは単に文化的なものを越えた、もっと古い、衝動だろうという気がして、
誰が懐かしがっているのかと考えていくと、「彼女」が出てきました。
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